どうも、ウィンの塾長 山波です。
今回は、「通信制高校を卒業することは難しいのか?」という疑問にお答えしたいと思います。
これ、よく色々な保護者様やお子様に聞かれることが多い質問なんですよね。
ハッキリ言って、通信制高校の卒業は難しいです。
みなさんが思っているほど簡単ではありません。
では、なぜ通信制高校を卒業するのが難しいのか?
私なりの意見を交えながら説明していきますね。
通信制高校の学習スタイル
基本的に通信制高校の勉強方法は、レポートとスクーリング授業の2つです。
レポートの難易度
通信制高校のレポートの内容は、特別難しくはありません。
簡単なレポートだと、教科書の内容そのままを写すだけみたいなレポートもあったり。
真面目に取り組むことができれば、レポート自体は余裕でクリアできるレベルでしょう。
スクーリングの難易度
スクーリング授業も、キッチリと遅刻せずに出席することができればクリア可能なレベル。
学校によってはグループワークがあったりするので、人見知りだとちょっと苦手かも。
でも、スクーリングの回数はそんなに多くはないですよ。
通信制高校のここが大変!
それでは通信制高校は何が大変なのでしょうか?
それは、全てのスケジュールを自分で管理しなければならないところです。
普通の全日制高校であれば、クラスの担任の先生がある程度の管理をしてくれます。
ちょっとわからないことがあれば、クラスの友達に聞いて教えてもらったりもできますよね?
こういった、全日制高校では当たり前のことが通信制高校では難しかったりするんです。
通信制高校では、自分で管理しなければならないことがたくさんあります。
授業の履修や、レポートの締め切り、提出などなど、細かいことを上げていけばいっぱいあります。
そのため、卒業するには自主性を持ち、能動的に行動できる行動力が求められます。
これが通信制高校を卒業することの難しさにつながっています。
要は、自分自身を管理してマネジメントしなければならないということです。
しかも3年間も。
受け身ではなく、自分から行動すること。
これって子供はもちろん、大人でもけっこう難しかったりするんですよね。
通信制高校の卒業率は低い?
全日制高校に比べれば、途中で辞めてしまう生徒は多いでしょう。
でも、それは決して学力でついていけなくて辞めるのではなく、
自分自身を管理しきれなくて辞めてしまうパターンが多いような気がします。
どうしても家での自学自習というスタイルになってしまうので、
ついつい怠けてしまったり、遊んでしまったり
私も全く怠けない自信はありません笑
全日制高校だと、良くも悪くも管理されやすいのでなんとかなっちゃうことも多いんでしょうけどね。
学習塾と併用している子も
うちの塾生にもいますが、通信制高校に通いながら塾に通うお子様も多いです。
レポートの管理や定期テストの勉強などをお手伝いすることができるので、完全に一人でやるよりもかなり楽になると思います。
通信制高校に行ったら人生終わりって本当?
よくネット上では、「通信制高校に行ったら人生終わり」みたいなことが書かれてたりしますよね。
でも、はっきり言ってそんなことはありません。
通信制高校を卒業してから、社会に出てバリバリ活躍している人はたくさんいます。
うちの元塾生にも、通信制高校を卒業していった生徒はたくさんいます。
大学へ進学したり
就職したり
進路は様々ですが、通信制高校に行ったからといって人生は終わりじゃないです。
人生ってそんなに簡単に終わるようなもんじゃないですよ笑
通信制高校の難しさのまとめ
いかがだったでしょうか?
通信制高校を卒業するのは、決して楽勝ではない。
ただ卒業するだけなら、ある意味では普通の全日制高校のほうが楽な部分が多いかもしれません。
私なりの意見をまとめてみました。
昔に比べれば、最近の通信制高校は生徒一人ひとりに寄り添ってくれる学校も増えたような気がします。
ただ、それでもやはり卒業には通信制高校に通う本人の努力と頑張りが必要です。
このことは頭に留めておいてください。
通信制高校の卒業に向けてのサポートも行っております。
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