高校を中退したその後の進路は?通信制高校と高卒認定試験について

高校を中退したその後の進路は?通信制高校と高卒認定試験について

どうも、ウィンの塾長 山波です。

長年、私はウインに来る子どもたちの進路を見守ってきましたが、高校を中退した子どもたちの進路はじつに様々です。

ここでは高校中退後の進路としてよく選ばれる、通信制高校と高卒認定試験についてお話したいと思います。

これからの進路を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

 

通信制の高校に通う

1つ目の進路は、通信制の高校に通うこと。

これは、高校を中退した人が最も多く取っている進路の一つですね。

通信制の高校というのは、自宅にて通信教育で学習する高校です。

必要に応じて通学(スクーリング)をする必要がありますが、基本的には自宅での学習になります。

通信制高校では、年に数回程度、高校中退者の受け入れを行っている学校も多いです。

そして、通信制の高校で得られる高校卒業資格は、定時制の高校と同じものとなりますので、学歴としては『高卒』扱いになります。

就職はもちろん、大学や専門学校の進学も可能になります。

 

通信制高校の学費は安い?

通信制高校の学費は結構安いです。

目安としては、

  • 私立の通信制高校は年間25~30万円程度
  • 公立の通信制高校は年間4〜6万円程度

このような学費になっている学校が多く、経済的な負担は少ないといえます。

高知県の場合、通信制の高校といえば高知北高校が有名ですよね。

高知北高校では、1単位330円という学費になっています。

高校卒業に必要な単位数は74単位ですから、もし一度も単位を落とさずに試験に合格できれば、24420円の費用で卒業できます。

もちろんこれは学費だけの話ですので、修学旅行などの学校行事や授業によっては別途で費用がかかってきます。

 

通信制高校の卒業は簡単なの?

よくみなさん勘違いされますが、通信制高校の卒業は簡単ではありません。

通信制高校の多くは、必要な数の単位を修得することで卒業できる「単位制」という仕組みです。

この単位を習得するためには、定期テストで合格点を取らなければなりません。

ここまでは普通の高校と同じですが、通信制高校は時間割の管理やレポートの管理をすべて自分で管理しなければなりません。

普通の高校であれば、クラスの担任やクラスメートに聞いたりできるのですが、通信の生徒の場合はほぼ自分ひとりの力でやる必要があります。

このため、通信制高校に入学する生徒は多くても、卒業できる生徒は意外に少ないのが現状です。

きっちりと自己管理ができる子どもは良いですが、自己管理ができないのであれば通信制高校は向いていないかもしれません。

 

通信制高校に留年はない

基本的に、通信制高校に留年制度はありません。

そのため、自分のペースで卒業を目指せるという普通の高校にはない利点があります。

 

高卒認定試験を受験する

2つ目の進路は、高卒認定試験の受験です。

正式名称は『高等学校卒業程度認定試験』以前は『大検』と呼ばれてました。

毎年8月と11月、1年に2回全国で実施されます。

高卒認定試験に合格すると、専門学校や大学などの受験資格を得ることが出来ます。

 

高卒認定試験は難しくない

じつは、高卒認定試験の難易度はそこまで高くありません。

なぜなら、高卒認定試験は落とすための試験ではなく、新しいスタートを切るための試験といった意味合いが強いからです。

合格に必要な科目数は、選択科目によりますが8~10科目。

また、もし途中まで高校に通えていたのなら、通っていたときに習得していた単位を利用して科目の免除を申請することもできます。

もしかしたら1科目のみの受験で合格を目指せる場合もあります。

試験問題の難易度もそこまで高くはなく、出題形式は、基本的に4つの解答の中から正解を選ぶマークシート方式。

5割取ることができれば十分合格を目指せると考えて大丈夫でしょう。

また、一部科目合格制度を採用しており、一度合格した科目は受験する必要はありません。

このため、一度の試験ですべて合格する必要はありません。

高卒認定試験はコツコツと何回かに分けて合格していくことができます。

 

高卒認定試験の受験費用

高卒認定試験の受験料は、受験する科目数によって変わります。

  • 7~9科目受験の場合、8,500円
  • 4~6科目受験の場合、6,500円
  • 1~3科目受験の場合、4,500円

全教科受験したとしても、1万円以下で受験することができます。

 

高卒認定試験の注意点

注意点は主に2つ。

1つ目は、高認はあくまで資格であり学歴にはならないということ。

つまり、専門学校か大学のいずれかに進学しないと最終学歴は中卒のままということです。

2つ目は、合格しても18歳以上にならないと資格を使えないこと。

高卒認定試験自体は、16歳から受験することができます。

しかし、日本には飛び級制度のようなものがありません。

したがって、たとえば16歳で合格したから飛び級だ!みたいなことは無理ということです。

 

通信制高校と高卒認定試験のまとめ

いかがでしたか?

高校を中退した後の進路として、通信制高校と高卒認定試験についてまとめてみました。

どちらの進路が良いか?は一概には言えませんが、

もし途中まで高校に通っていたのであれば、高卒認定試験がオススメです。

一部科目免除制度などを利用すれば、合格しやすいと思いますし、費用の面でも負担が少ないですからね。

もちろん、お子さんの性格や個性によって合う合わないがあるので、よく話し合って進路を考えてみましょう。

ウィンでは、進路の相談だけでも大歓迎です。

通信制高校に通いながら、うちの塾に通っている生徒さんもたくさんいます。

何か困ったことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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