「うちの子は発達障害を持っていますが、入塾することはできますか?」
私はこの潮江地域で20年近く学習塾を運営してきましたが、
最近、入塾を検討されている保護者様からこのようなご質問をお聞きする機会が増えたような気がします。
結論から申し上げますと、私たちとしましては、発達障害を持っているからという理由で入塾をお断りすることはありません。
発達障害には、ASD、ADHD、LD/SLD、また、発達障害ではなく、いわゆるグレーゾーンと呼ばれる子どもたちも含めると、実に多種多様なケースがあります。
そこにそれぞれの特性があり、さらに個人の性格や年齢などが加わるわけですから、
どのように指導して、どのように学習していくのかは、まさにケースバイケース。
学校や塾などの教育現場では、このような子どもたちにどう対応していくか?ということは常に大きな課題の一つとなっています。
子どもたちのために様々な工夫をされているご家庭も多いです。
WIN個別進学教室の取り組み
WINは「すべての子どもたちが安心して通える塾」を目指しています。
発達障害を持つ子どもたちの塾に通う目的は、
- 授業の遅れを取り戻したい
- 子どもに合った学習方法を探したい
- 安心して過ごせる居場所がほしい
というケースが多いです。
そのうえで、その子が何に困っているのか?じゃあどうすればよいのか?を一緒に考え実践していくようにしています。
また、WINには家や学校以外で子どもたちが安心して過ごせる場所としての役割もあると考えています。
そのため、WINには授業がない日でも塾に来て、自習スペースやフリースペースで過ごしている子どもたちが結構います。
子どもたちにとって、常に安心して過ごせる居心地の良い空間作りは塾にとっても大切なこと。
生徒本人はもちろん、様々な人からの意見をもとに「まずはやってみる」の精神で様々なことに取り組んでいます。
他の機関との連携について
WINでは他の教育機関や行政と連携を取り、協力しながら課題や問題の解決に取り組んでいます。
在籍している学校はもちろん、必要に応じて医療機関(精神科・心療内科)や民間の支援団体などとも連携を取りつつ、この課題に取り組んでいます。
まずは相談してください。
どんな些細な事でも大丈夫です。
~はできませんか?とまずは聞いてみてください。
学校や他の学習塾さんではできなかったことができるかもしれません。
また、何かしらの事情がありこちらに来所することが困難な場合は、
私たちWINからご家庭のほうへお伺いしてお話を聞くこともできます。
その場合、ご本人が居ても居なくても大丈夫です。
話しやすいことから相談していただければと思います。